ヤマケンのヒマペディア

暇つぶしにピッタリの内容を紹介!

*

ダイエットは体重ではなく体脂肪率を意識しないと失敗する

      2017/11/02

fat

ダイエットにおいて「落とす」のは体重ではなく脂肪

多くの人は体重を落とすというイメージします。しかし、ダイエットで意識すべきは体重ではなく脂肪です。

体重が落ちても脂肪が落ちないパターンが多いです。脂肪が落ちていないのに体重が減っているのは、脂肪ではなく筋肉であるケースが多いです。脂肪は落ちても(というか落とすべき)大丈夫ですが、筋肉が落ちるのはまずいです。

脂肪の役割とはなんでしょうか。なぜ脂肪ではなく筋肉が落ちるとまずいのでしょうか。

そもそも脂肪とは

脂肪は、脂質を原材料に構成されるもので、人が食事にありつけずエネルギーを摂取できなかった場合に使用するために蓄えられます。

先進国だと、食べ物はあふれかえっており食事に困るようなことはありませんが、およそ200年前くらいの時代にはどこの地域も飢饉がおこり、多くの人が飢えと戦っていました。

現生人類が誕生したのが約25万年前といわれていますが、人類は誕生以来、ずっと飢えと戦ってきました。

脂肪とは人類が飢えと戦うために備えてきた「非常食システム」といえます。1㎏に蓄えられたカロリーは約7000kcalといわれています。たとえば消費カロリーが1日2000kcalの人であれば約3日間は飢えと戦えるカロリー数といえます。

この脂肪は内臓脂肪と皮下脂肪に大きく分かれます。それぞれ非常食として体には蓄えられますが、エネルギーのなりやすさは違いますしエネルギー以外の役割も異なります。

2つの脂肪の違いを詳しく見てみましょう。

内臓脂肪の役割について

内臓脂肪は体型からはついているのかついていないのかわからない脂肪です。

名前のとおり内臓(腸のまわり)につく脂肪で、一見痩せている人でもかなりの量が蓄えられている場合があります。

170㎝80㎏の一般人(事務職・男性)と170㎝90㎏の相撲力士とでは相撲力士のほうが内臓脂肪が少ないという実証データがあります。

体重の多い力士のほうがなぜ少ないのかというと、力士は常に稽古をつけておりエネルギーを必要としています。脂肪の役割は上述したようにエネルギー不足になった際の非常用エネルギーです。脂肪の中でも内臓脂肪はまっさきに分解されエネルギーとして使用されます。

つまり脂肪の中で分解されやすいのが内臓脂肪なのです。

皮下脂肪の役割について

皮下脂肪は、皮の真下にある脂肪を指します。手でおなかがつまめるなら、それは皮下脂肪です。見た目に反映される「脂肪」は皮下脂肪ですね。内臓脂肪と違い外見でついているかついていないかわかるのが皮下脂肪です。

男性に比べ女性につきやすいといわれています。その理由は、女性は子供を産める機関を持っているためであり、その機関を守るために皮下脂肪はつきやすくなっていると言われています。

では男性であれば、つきにくいから安心できるかといわれればそうではありません。男性も皮下脂肪はつきますし、スマートな見た目にはなりません。相撲取りは内臓脂肪はつきにくいですが、皮下脂肪はつきまくってます。

皮下脂肪はかなり落としにくい脂肪で、食事制限だけでは落ちません。なぜ落としにくいのかといえば、内臓を守るためです。内臓部分には、肋骨のような体内期間を守る骨構造がありません。骨格に比べれば、脂肪は柔らかいですが一応内臓を守るための役割をもっています。また体内の温度が冷えないように、温度を一定に保つ機能も持っています。

女性が体脂肪率が最低でも12%なければ、妊娠できないのは皮下脂肪が体内を守るための機能を持っているからといえます。機関として重要!とはいうものの、やはり必要以上についてしまうと体に見た目に大きくかかわってくるので、悩みの種となってしまします。

脂肪の筋肉の違い

脂肪と筋肉は一緒くたにされがちですが、似て非なるものです。脂肪は上述のように脂質からできていますが、筋肉はタンパク質から構成されています。建築材料の木材が鉄筋に変化しないように、元となる栄養素が異なるので、脂肪は筋肉に変化しませんし、筋肉も脂肪には変化しません。

筋肉の役割は、骨格を支えたり人が歩行や運動、物をつかむなどの物理的な作業をおこなう際に使われます。非常用エネルギーとして蓄えられている脂肪とは全く違うものがわかると思います。

体重は脂肪、筋肉、水分の合計重量といえます。太っている人というのは運動をしないわりに食事をし、その結果脂肪がついてしまった人を指します。運動をしていないので、筋肉量は平均か平均より少し下であり、脂肪だけがオーバーしています。

つまり、突出してオーバーしている脂肪を落とすことが本来のダイエットなのです。体重は脂肪だけでなく筋肉や水分などほかの要素も絡んでくるので、体重ばかりを気にすべきではないのです。現に、体重は減ったのに脂肪はほとんど減っておらず、筋肉だけは減ってしまったという失敗例をよく聞きます。

太っている人は脂肪(皮下脂肪)がつきまくっているので見た目に反映されているのです。脂肪を落とすには食事制限はもちろんおこなうべきですが、運動も併せておこないましょう。

食事制限だけだと、筋肉量も減るからです。筋肉量を維持し、脂肪がごっそりなくなった体型が理想的な体系といえます。

脂肪の落とし方などを詳しく書きたいところですが、これ以上書くと長くなるのでまた別記事で詳しく解説していきます。

 - 健康