辞めづらい人手不足のコールセンターを退職する方法を考察

コールセンターの派遣体験談

コールセンターはその仕事柄、よく「クレームが多くて精神的につらい」とイメージされます。

実際、クレームを受けるというのは日常茶飯事です(コールセンターによってはクレームがまったくないところもあります)

さらに高度な知識・スキルを求められることも多く、しんどいことが多々あります。

そのため、残念ながら常に人手不足に陥っているコールセンターはたくさんあります。

いま現在、わたしが働いているコールセンターには10年以上勤務されている人も多いのですが、そういった長く務めている人は珍しいです。

かなりのレアケースと言っていいでしょう。それくらい、コールセンターは人手不足かつ、入れ替わりが激しい業界です。

さて、コールセンターにある程度務めて慣れてきたけれども退職したい、という人もいることでしょう。

あるいは「仕事があわない」と思いつつも、我慢して長く務めておりそろそろ退職したいと思っているかもしれませんね。

いずれにしろ人手不足の職場というのは、辞めづらいです。

だからといって、このままズルズルと退職しないのも問題です。

我慢し続けるのも、限度があるでしょうからね。

人手不足のコールセンターを退職するにはどうすればいいのでしょうか。

意外にすんなり退職できる

まずは私の体験談を話しましょう。

私は元々慢性的な人手不足に悩まされるようなコールセンターで働いていました。

通販のコールセンターで、新しく人が10人くらい入っても1か月後には3人しか残っていない、そんな感じの会社でした。

半年以上務まっている人の方が珍しいくらいで、多くの人が働き始めて「ここ辞めたい…」などと思います。

わたしも半年間くらいは「もう辞めてやる!」などと思っていました、

人手不足なうえに、研修も満足にしてもらえず、知識やスキルが中途半端なままオペレーターデビューします。

部下に対するフォローもけっこうずさんなところがありましたねー。

そんな職場環境ではありましたが結果的には2年ほど勤務しました。

退職の意志を伝える際に、人手不足な環境ではあるので、上司からはなにか言われるかなと思いましたがすんなり退職できました。

「上司からは必要とされていなかったんじゃねーの?」とか言われるかも知れませんが、惜しがられはしました。

しかし引き留めはありませんでしたね。

私はなにがあろうが退職する気マンマンでした。そこに罪悪感などはありません。

自分の人生です。会社には振り回されたくはありません。

迷惑がかかる罪悪感について

退職しようといざ考えても、まわりに迷惑がかかると思い踏みとどまってしまうことがあるでしょう。

正社員にしろバイトにしろ派遣にしろ、この罪悪感を感じる人は少なくないと思います。

まず最初に意識したいのは退職するまで、しっかりと業務はこなすということ。職務をしっかりこなしていれば、文句を言われる筋合いはありませんしね。

そして罪悪感を感じる必要はどこにも無いんだということも意識しておきましょう。

根本的な原因は自分には無い

そもそも職場が人手不足の環境となるのは、自分がそうしたわけではありませんよね。

職場、ひいては会社に原因があります。

人手不足な環境をつくったのは、会社なわけです。

会社が人手不足の環境をつくらなければ、退職したいという意志もわかないと思うし、辞めづらいと悩まされることもありません。

けっして自分が悪いと思わないことです。自分に責任があるわけではありません。

確かに自分が退職することで、人手不足な状況がさらに悪化する部分はあるでしょう。

しかしその状況をどうにかするのは会社の役割です。

どうにかすれば、その会社は本当に素晴らしい会社となるでしょう。

上司に退職の旨を伝えるタイミング

退職をするとなると、必ず上司に退職したいという意思を伝えなければなりません。

上司に退職をしたいと伝えるのが一番の難関と言えるでしょう。

どのように伝えるのがベストなんでしょうか。

退職するという意思をしっかり持つ

迷いがあるような態度では、退職を引き止められる可能性は高くなります。

スキをつくってはいけません。

根拠はなくてもいいので「しっかりと伝えられるはずだし、理解もしてくれる」という自信を持ちましょう。

「辞めることを決めた」ということを伝える

退職したということを「決めました」と伝えることを心がけましょう。

まかりまちがっても「相談」という体(てい)では行ってはなりません。

「相談」という形で行ってしまっては、かなりの高確率で引き止められる可能性がでてくるからです。

必要な人材だと言われた場合は

上司から下手下手に「君が必要なんだ」と言われた場合、悪い気はしないでしょう。

しかしそこで「じゃあ残ります」などと言ってしまっては逆戻り。

上司の術中にはまってしまったと言っても過言ではないです。

そこは丁寧に「ありがとうございます。しかし退職させていただきます」と答えましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回の記事が、みなさんのお役に立てれば幸いです。

 

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