わたしは漫画家という夢を持ち20代前半のころはひたすら夢を追い続けてきました。
しかし、25歳の頃に今後の人生を考えて夢を諦めました。
今はコールセンターで正社員として働いていますが、振り返ってみれば転々とするんじゃなくさっさと正社員として就職したほうがよかったなと感じています。
正社員は派遣・バイトと違ってボーナスはありますし、社会的信用もありますからね。
私は漫画家を諦めたことは後悔していません。前向きに考えています。
私と同じように現在漫画家志望だけど、諦めて就職しようと思いつつも後悔が残っている人に言いたい。
その選択肢は間違いではないと。
今回の記事では、漫画家を目指すことをやめることに対し、まだ迷いがある人向けに記事を書いていこうと思います。
周りの「本当にそれでいいのか?」という言葉に振り回されない
自分が長年追い続けたことを諦めようとするとと必ずまわりは言ってくるでしょう。
僕の周りにも友人・知人から「本当にそれでいいのか?」と言われました。
当時、僕は今後のことを考えると不安しかありませんでした。
5年間続けても一向に前に漫画家になれそうな状況ではなかったし、年上の漫画家志望の姿を見ていると「このままで本当にいいのか」と疑問を持たざるを得ませんでした。
年上の漫画家志望には30歳を超えても頑張っている人はいました。
そういう人はたいてい彼女と別れてるだとか、親と喧嘩しているとかあまりいい人間関係を築いてはいませんでしたね…。
「漫画で成功する」ということ。それに一点集中して頑張っている、という感じでしたが僕はそういったことに疑問しか感じませんでした。
「漫画以外にも楽しいこと、幸せなことってあるはずなのにそれを投げ打っている」という風に見えたからです。
見えたから、というよりも実際に投げ打ってるのでしょう。
そうまでしないとプロの漫画家になれないのか?と疑問を感じてましたね。
そしてわたしが25歳のときに下した決断は「そうまでして手に入らないのであれば、プロの漫画家にはなりたくない」ということでした。
わたしがそう決断し、まわりに漫画家を目指すことを辞めるといったところ「本当にそれでいいのか?」と言われました。
心配して言ってくれているのでしょうが、言い方は悪いですがこういう言葉に振り回されないことが重要です。
相手はこちらを振り回すつもりで言っているわけではありません。しかし、結果的に振り回されかねないんですよね。
せっかく決断できたのに、また迷いが生まれてしまい「どうしよう、どうしよう」と悩んでしまう。
こうなると自分へのダメージがでかいです。
自分が決めたことです。どんなに心配の言葉を言われても聞かないようにしましょう。
無視しろといっているわけではありません。
「本当にそれでいいの?」と言われたら「心配してくれてありがとう、けど決めたことだから」と感謝の言葉は言いましょう。
そして自分の決めたことに進んでいきましょう。
むろん、自分の決めたことにメリットもデメリットもあります。
そして漫画家志望を続けることにもメリットとデメリットがあります。
どちらのほうが良くて、どちらのほうが悪いのかと考えがちですが、どちらの選択肢にも良い面悪い面が存在するんですよね。
どちらにもリスクはあります。
リスク面で考えるのではなく、どちらのメリットを取りたいのか?という視点で考えるといいでしょう。
プロになるだけが成功ではない
漫画家志望にとっての成功というのは「プロの漫画家になること」ですよね。
その1点だけ集中して頑張っている時は、プロになることでしか自分は幸せになれないんだと思いがち。
しかし、人生で手に入る幸せって他にもあるはずなんですよね。
結婚したり、友達と遊んだり一人旅に行きまくったり。
僕の友達には一時期、漫画を書く事をやめて日本全国一人旅に出かけていた友人がいました。
なぜ一人旅をしていたかというと、ずっとやりたかったけど早くプロの漫画家になりたいがために、漫画以外のことを封印していたんですよね。
漫画以外のことを封印している漫画家志望って多いですよね。僕も封印していました。
それがもしずっと続くとなるとイヤになりますよね。
漫画って別にプロにならなくとも描けますし、今の時代発表の場って意外と多いです。
Pixiv、Twitter、ブログ、Comicoなどの無料漫画アプリなどなど。
ネットを活用すればいくらでも自分の作品を世の中の人に見せることができます。
プロの漫画家さんやガチガチの漫画家志望さんからすれば、甘ったれていると思われるかもしれませんがわたしはそれで十分だと思います。
幸せとか成功のゴールって、人によって変わると思います。
プロの漫画家や漫画家志望にとって成功とは、雑誌に載ることだとおもいますが、私の成功や幸せというのは漫画を書き続けることなんですよね。
描き続けるだけなら、雑誌にこだわる必要はないです。
漫画家を目指し続けようか悩んでいる人はぜひご自身の決断の参考にしてみてください。
まとめ
けっきょくのところ、どっちの道をとってもデメリットは存在し続けます。2つの択肢のうちどっちかが良い、悪いというのは存在しません。
人生って選択の連続です。
どんな選択でも「この選択は正しかった」と思えれば、それは正解です。
自分がとった選択に対して、自信をもちましょう。大丈夫。きっとうまくいきます!
▼本気で就職をしたい人に提案▼
漫画家志望はアルバイトをやったり、アシスタントを務めながら目指しているひとが大半だと思います。
長年フリーター生活をしていると、いざ転職しようと思うとその難しさに悩んでしまいますよね。
私も悩んでいた1人でした。
アルバイト経験しかない自分なんかが正社員になれるのか?と。
断言します。なれると。
ただし20代に限っての話ですけどね。
30代を越してそれでアルバイト経験しかないとなると、なかなか正社員になるのは難しいですよ。
東京、大阪や愛知、宮城、福岡といった地域限定ではありますが、20代でアルバイト経験しかない人への就職支援サービスというものがあります。
東京に本社をおくJAIC(ジェイック)という会社です。20代フリーター専門の就職支援サービスです。
公式サイトはこちら⇒ジェイック
これまでに14000人以上の利用者を正社員にしてきました。
ほとんどがフリーターなどの正社員経験がない人を正社員にしてきた実績があります。
上述したように東京以外にも様々な地域に拠点があります。
近隣地域に住んでいる人は登録してみるといいでしょう。もちろん登録は無料です。
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