コールセンターで泣きそうになるほど嫌なら逃げなさい

コールセンターの派遣体験談

コールセンターは世間ではクレームが多い仕事だと思われていますが、実際クレームは多いですよね。

自分で言うのもなんですが、わたしは結構メンタルが強いほうでクレームをガッツリ言われても泣きそうになるような経験はありませんが、泣きそうになるほどイヤになってしまう人の気持ちは十分わかります。

ホント辛いですよね。

そういう人に「泣きそうになるほど嫌なら逃げてもいいんだよ」と言ってあげたい。

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逃げることは悪ではない

某アニメの主人公が「逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ」と言って、目の前の状況から逃げたいにも関わらず立ち向かうシーンがあります。

生きていれば逃げたくなる状況というのは誰しもが体験するものだと思います。

仕事でそういった逃げたい状況になった場合、大抵は逃げることは人として恥ずかしいことで逃げることができないでしょう。

日本社会では忍耐だとか努力だとか根性で、逃げたくなる状況を乗り切ることが美徳とされています。

泣きたくなるような状況を、精神力で乗り切れば乗り切った本人の力になりますし、他の人にも影響を与えることはできるでしょう。

しかし、その乗り切る力というのは残念ながら持っている人と持っていない人がいます。

乗り切れる力を持っていない人は、状況を変えることができず「なんて自分はダメ人間なんだろう」と自分を責めてしまい、泣きたくなるような状況をより深刻なものにしてしまうでしょう。

自分を責める必要はどこにもありません。

逃げることは決して悪ではありません。「逃げちゃダメだ」と思って、一回くらいは立ち向かってもいいでしょう。

しかし立ち向かっても、それでもダメなら逃げていいです。(ここで言う逃げとは会社を休んだり、仕事を辞めることです)

泣きたくなるほどイヤな状況というのは、心の底から「イヤだ」と叫びたくなるような状況のはず。

かなり追い込まれているでしょう。

そんな心理状態でコールセンターで電話を取り続けたら鬱病になりかねません。

ちょっと人生論的なことを語りますが、人間って誰しもが幸せになるために生まれてきたと私は思うんですよね。

あえて不幸になりたくて生きている人なんていないはずです。みんな幸せになりたいと思っている。

なのに不幸になってしまうのは、自分で不幸になるような選択肢を選んでいるからだと思います。

逃げなければいけない状況の中で、自分で「逃げてはいけない」と思って逃げないでいるとどんどん不幸になってしまいます。

自分で自分に足枷をはめているようなものです。

人生、時として逃げることも大事なんですよ。

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逃げた先でまた逃げてはいけない

泣きたくなるような状況下のなかで、逃げないのはいけないことだと語りましたが、逃げた先で更に逃げるのはあまり好ましいとは思いません。

非常に難しいところでありますが、逃げ続けているとそれはそれで本人の力が付きません。

やはりどこかで立ち向かう場面というのは出てきます。

どんな職場にいっても逃げ出したくなったり、泣きそうな状況に遭遇するようであれば(厳しいことを言うようですが)人としての能力が劣っているのでしょう。

しかし不安になることはありません。人は変化できます。

動物の中で唯一、高度な思考ができるのが人間です。未来に向かって改善していきたいと考えるのであれば、「どうしたら泣きたくなるような状況を生み出さないようにするか」を考えましょう。

泣き出したくなるような状況を生み出しているのは確実に自分です。

自分が見ている、感じている状況というのは自分の心が生み出しています。

自分自身の捉え方、感じ方が変われば今までと同じことを体験したとしても見え方や感じ方が確実に変わっていきます。

なぜ自分が泣きたくなるような状況だと感じているのか、今一度考えなおしてみましょう。

極論をいえば、この捉え方さえ変われば今現在あっている「泣きたくて逃げたくなるような状況」から逃げなくてもいいのです。

立ち向かえる力をもてるから。

どうやって捉え方を変えればいいのか

「自分の感じ方、捉え方を変えろ」と言って、それで終わっては身もふたもないので(笑)参考になる書籍をご紹介します。

「1日10分であらゆる問題がスッキリする「ひとり会議」の教科書」という本です。

わたしはこのビジネス書を読んで、物事の捉え方を変えることを覚えました。

この書籍によれば、人の脳みそは全体の3%しか機能しておらず、残りの97%は動いておらず、またどういう機能を果たすのかもいまだわかっていないそうです。

そして、3%しか機能していないので人間の感覚や視点というのも3%しか働いていないそうです。

つまり、人は非常に狭い限られた視点で物事をとらえていることになります。

狭い視点でしかものを見られなかったのを、別の角度から見ることで新たな発見をすることができます。

書籍では狭い視点をどう変えてれば新しい発見につながるのか?ということを非常に具体的に解説しています。

非常にオススメなので、ぜひ読んでみてください。

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